季節外れの向日葵

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風磨side




いつも以上に気合いが入ったレッスン。




俺って単純？




意外とすんなり終わり、




迷わず美勇人に絡みにいった。





「お疲れっ！」



美勇人「あ、風磨！

そういえばAと風磨、同じ大学じゃん！」




Aちゃんっていうんだ。




隣りにいたAちゃんは




あっ！とか言って俺を見た。





A「知ってるー！見かけた事ないけど！

ちゃんと授業受けてんの？笑」




初対面からぶち込んできたな。




「当たり前だから！笑」




A「へぇー、意外だね？美勇人！」




美勇人「俺の事巻き込まないで。」




「意外って。笑


お互い様だろ。笑」




A「何か言った？」




美勇人「風磨に同感。」




美勇人は俺が言いたい事わかったらしい。




バカにしたみたいに笑ってる。




こんな話ししに来たわけじゃねぇんだけどな。笑







健人「あれー？女の子がいる！」




帰ろうとした中島が、



こっちに来た。




美勇人「気付くの遅い。笑」




その隣で顔を赤くするAちゃん。




まさかの中島ファンかよ。





健人「えっ？めっちゃ可愛いんだけど！

もしかして、美勇人の彼女？」




うるせーと思ったら、




俺が聞きたかった事をサラッと聞いた。




たまにはやるじゃん。





美勇人「ないない。ただの幼馴染。


しかも健人のファンだから。」




健人「まじか！やべー、超嬉しい！」




幼馴染ってのはわかったけど、



中島ファンってのは余計な情報。笑

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