季節外れの向日葵

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凛「でさぁ、樹がうるさくて。」




私「もうノロケ話にしか聞こえない。」




晴「本当。笑」





凛と樹はいい感じらしく




愚痴と言う名のノロケ話をきかされることが多くなった。




私「もう付き合っちゃえばいいのに。」



凛「向こうに言わせたいの。」



晴「その姿勢がうらやましい。笑」





私「晴は？美勇人とどう？」



晴「んー。まだまだそんなんじゃないよ。」



凛「告っちゃえばいいのに。」



私「奥手だからな、あの男。笑」





なんとなくいい感じだと思うんだけどな。





晴「もぉ！私のことよりAはどうなの？」




私「ん？別に何もないよ。」




凛「もうねぇ、いい加減素直になんないと後悔するよ？」




素直になる？




って言っても自分自身よくわかってないのに。





凛「アンタは風磨くん好きになるよ。」




私「あはは！笑 何その断言！笑」




晴「笑い事じゃないよ。」




私「だってならないよ？


友達だもん。」




凛「向こうはそう思ってないかもよ？」




私「え？」






友達だと思ってるのは、




私だけってこと？





凛「ま、そのうちわかるんじゃん？」






ずっと大切な友達だと思ってたのに、




なんかショックだった。





友達だと思われてないの？




何で？

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