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残されたバッグを手に取り、



また来た道を戻る。




足早に正門を出た時、



手首に感じた温もり。




「何、通り過ぎようとしてんの?」



パッと下を見ると。



壁にもたれて座り込む風磨がいた。




私「あれ?何してんの?」


風磨「待ってたんだよ。

自分の彼氏シカトして通り過ぎると思わなかった。笑」


私「いると思わないもん。」


風磨「あっそ。」




行くか、って立ち上がり、



私の手を掴んだまま歩き出す。





そういえば、、、



私「何で、私いること知ってるの?」



そう聞いた私に



呆れた顔をした。




風磨「バッグ忘れてっただろ。」


私「気付いてたんだったら、届けてよ。」


風磨「いや、相変わらずあほだなーと思って、様子見ようかと。


私「最低。」




“最低”だよ、、、



それを知ってて、



教室であんなことするとか。





風磨「取りに来るかなと思ったら、勝利に抱きしめられてるし。」




そんなことをボソッと嘆いた。




気付いてないかと思ったのに。




私「よく私だってわかったね。」


風磨「自分の女くらいわかんだろ。

俺はお前と違って、Aがどこにいてもわかります。」





風磨が時々くれる



私だけは特別なんだって思える言葉。




それがあるから、



浮気しても見過ごしてしまう。





単純だな、私。





そんな話をしながら、



健人達と合流した。





バッグ忘れたことを、



みんなにバカにされながら。

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未悠 - めっちや楽しみにしてます。更新頑張って下さいね。 (2015年3月18日 17時) (レス) id: c6873c085c (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - 新作絶対読みますよー!! 楽しみにしてます(*^^*) 頑張ってください☆ (2013年8月25日 12時) (レス) id: 6aa76c96d6 (このIDを非表示/違反報告)
勝レア(プロフ) - 18指定がいいなーー← 絶対読むよ! 頑張ってね♪♪♪ (2013年8月25日 6時) (レス) id: 2c480a4612 (このIDを非表示/違反報告)
しー - 風磨…戻っちゃったんだ(>_<)こんなことで涙が留まらないあたし。新作も絶対読みます!! (2013年8月25日 3時) (携帯から) (レス) id: a9fa1db19f (このIDを非表示/違反報告)
れいたん - 続きが楽しみです!新作、楽しみに待ってます♪ヽ(´▽`)/ (2013年8月25日 1時) (レス) id: 17aedef2c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2013年8月15日 17時

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