不器用LOVER。

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夏休みにある二泊三日の勉強合宿。




今はその班決めの最中。




男女混合グループを作るのに、




なかなか決まらない。





原因は、




「風磨くん達と同じがいい！」




なんて、大半の女子がそう揉め始めたから。




芽依「別に誰でもいいじゃん。」


私「んー。私も特に希望はないかな。」


芽依「Aは希望なくちゃおかしいからね。笑」



事情を知ってる親友の芽依も、



別に風磨と健人に興味があるわけじゃない。




周りの女子と違って、



冷めてる私達。





担任「こんなんじゃきり無いな。


よし、中島菊池松村組！



お前らはそこと組め。」




そこ、、、



ってどこ？




ぼーっとしてた私に



お前だ！って先生が笑う。



それと同時に、



周りの女子からの批判の声もあがる。




芽依「まじ！？えー。面倒臭い。」


健人「お前ら、誰でも良かったんじゃないの？笑」


私「あー、うん。誰でもいいんだと思う。」


北斗「相変わらず何か抜けてんな。笑」




でも、みんな唯一私と風磨の事情を知ってる人達だから、



このグループでよかったのかも。




一つ嫌なことは、



同じグループだと、



他の女の子達が




いっぱい寄って来ちゃうこと。




なんか、疲れそうだなーなんて。

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