Warmth〜私だけの...〜

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あれから健人と映画を見て、



メイクが崩れるくらい泣いて、笑



それを見た健人が笑って。




健人「Aはすっぴんでも綺麗だからいいの。」



なんて嬉しい言葉をくれた。




健人「じゃ、また明日な。

明日は、泊まってもいい？」


私「いいよ！明日、待ってるね。」




そう言って家の前で別れ、



健人が見えなくなるまで見送った。





「おかえりー。」



部屋のドアを開けると、



何故か私のベットに寝転がってる風磨。




私「何してんの？」


風磨「ん？何だろ。笑」



なんて笑う風磨の笑顔が可愛くて、



私もつられて笑った。




私「明日は健人泊まるから、入って来ないでね。」


風磨「はいはい。

ってかさぁ、お前、中島の前だと幸せそうに笑うんだな。」




部屋にある私の雑誌を読みながら、



わたしの方も見ずに言った。




私「そう、、かな？」


風磨「なんか、ムカつく。」




意味わかんない。



何で風磨にムカつかれなきゃいけないの？




私「風磨だって、梨花ちゃんといる時、幸せそうじゃん。」




なんだかんだ、



仲良さそうな二人を見るのが、




どれだけ辛いかわかる？




風磨「幸せ、、、ねぇ、、、」




読んでいた雑誌をパタンと閉じて、



急に立ち上がると、



私の目の前まで来た。





それだけでもドキドキして、




風磨から目を逸らした。

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