Warmth〜私だけの...〜

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みんなが帰って一気に静まり返る部屋。




風磨「はぁっ？お前、何帰ろうとしてんの？」


私「えっ？あんま寝てないし、風磨もゆっくり寝たいだろうなーと思って。」


風磨「じゃあ寝るか。」



そう言ってベットに横になったから、



おやすみって言って帰ろうとした。




風磨「だーかーらー！何で帰ろうとしてんの？


早くこっち来いっつーの。何の為に横あけてんだよ。」




ってベットに引きずりこまれた。




風磨「あー、落ち着く。」


私「ただの抱き枕じゃん。」


風磨「俺専属の、って幸せだろ？笑」


私「んー。笑」


風磨「幸せって言っとけ。笑」


私「はいはい。

あー、幸せー。」


風磨「知ってるし。」




何なの？




満足そうに笑う風磨を見てたら、



ちゅっで軽くキスされた。




だから、恥ずかしいのを誤魔化すのに、




旅行楽しみだねって振ってみた。





風磨「あー、楽しみって言えば楽しみ。」


私「何？その微妙な返し。」




その瞬間、



深いキスが降ってきて、



耳元でだってこういうこと出来ねぇじゃんって。




本当、



期待させるのとかやめて欲しいのに。




だから、



私「梨花ちゃんとすればいいじゃん。」



なんて思ってもないことを返してしまった。

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