うちのマネージャーはナルシスト系マネ!!【ハイキュー】

ナルシスト1％ ページ1

「バスケ部どうですかー！未経験者でも大丈夫!!」

「卓球部どうですかー？どんな人でも大歓迎!!」

「野球部!!野球部どうですかー！うちの野球部は強いですよー！」

「吹奏楽部どうですかー？」 「合唱部〜！」

「演劇部に来ませんかー？」 「手芸部どうですかー！」

新入生が多く入り、部活の勧誘時期になった青葉城西高校では、
様々な部活が目立った行動をしていた。
空は晴天に見舞われて、少しばかり暖かい陽射しがある。
慌ただしく走っていく新入生の中に、俺と金田一は歩いていた。


「眠い......」

「おい歩いたまま寝るなよ国見。もうすぐで体育館だぞ！」

「絶対長蛇の列になってそうなんだけど......
もう少し教室にいてもよかっただろ。絶対」

「しょうがないだろ。先生から追い出しくらったんだし。」



中学でバレーをしていたこともあって、高校でも続けることにした俺等は、
男子バレー部の仮入部場所である体育館に向かっていた。
青葉城西高校の男子バレー部は強豪だからと言うこともあって、体育館の方を見ると結構な人数が来ていた。


「あの中に行くとか馬鹿じゃないの？」

「いや、でも他に行きたい部もねぇじゃん。」

「そうだけど......」


他愛もない会話をしていたら、気付けば体育館前。
近くに来ると思っていた以上の人数が来ている。
まぁ、半分は入部希望。もう半分は......


「はーい、そろそろ活動始めるから、仮入部の生徒は急いで体育館入ってねー！」


「マネージャー希望の子は私の方に集まってくださぁ〜い!!」


あの２人目当ての奴等だろう。

及川さんと如月先輩。２人共顔の偏差値が高いらしく、
中学の頃は結構な数告白されていた。


なんというか......


「俺の高校生活が終わった気がする......」

ナルシスト2%→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す