ラブソング

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健太side



「メイク行きましたよ」



メンバーと一緒にキャストの方と交流を取っていると後ろから現れたまこっちゃん



「A寂しそうにしてました。みんなが離れてて」



「うわ、、まじか。撮影まだだから気抜いてたわ」
「なんと!!蘭さんに申し訳ないことしちゃいましたね」



まこっちゃんの一言に我に返った海青と翔平と。



「最悪だ…やりすぎた。」



最初にAちゃんの変化に気づいたのがまこっちゃん。



親友だから気づけたんだ。
といっても、一番に気づけなかった自分が情けない。



この仕事をしている以上、共演者の方に恋愛感情を抱くことが無いのはお互いに分かってる。


ただ、Aに甘え過ぎてたのかも。




「健太さん次撮影ないんでしばらく休憩っすよ」











「まこっちゃんありがとう。行ってくる！！」




いつもよりもワントーン低い声で撮影場所に向かうまこっちゃんの背中に向かって叫んだ。

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