ラブソング

W2P ページ7

︎ ︎ ︎

慎side ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎


『まこ〜みんな楽しそうだね〜』



海外の女性キャストに素の笑顔でニヤニヤが止まらないパフォーマ12人を見ながら声をかけてきたA



「なに？寂しいの？笑笑」



『寂しいな〜、ここにAちゃんいるのにな〜』



「ここに慎くんいるじゃん」



『わあ〜そうだった！うれしいな〜まこくんだ〜ばちばちにキメてるかっこいいよ〜』



「ねえ、棒読みじゃん」



出番が僕らより後で、衣装に着替える前のAが衣装さんに呼ばれた。



『はーい、じゃあ行ってくるね。まこ、似合ってるよ、隣にいてくれてありがとう』



去り際にサラッと耳元で言って準備の為ホテルへ向かうA。



「…ずるっ…、、、A！！」



ん？と立ち止まってこっちを振り向く姿に見惚れてしまった。



「早く戻ってきて」



『なに？寂しいの？笑笑』



「…!!」



自分がAに向けた同じ言葉に、素直に返せず恥ずかしくなった。

.→←.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す