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『ただいま』


一緒に住んでる訳では無いけどお互いに鍵を持ってて、帰ってきた部屋が明るいことに何も思わずにリビングに入った




「おかえりA」

『ただいま、来てたんだ。遅くなっちゃったね』


「けんたご飯食べてきたから大丈夫だよ。先風呂入っちゃった」


『髪の毛乾かさないと風邪ひいちゃうよ?』


「暑くてさー、もう少ししてから乾かすわ」



少し濡れているけんた君の髪に触れようとすると、その手を掴んで引き寄せられた


『ふふ、けんた君いい匂いする』


「Aちゃんのボディーソープの匂い好きなんだよね」


『今度また買いに行かなきゃな〜けんた君も使うならストックしとこ』



お家で仕事の話は極力しない


決めたルールではないけど自然と2人の間でそうなっている




「Aちゃん何か食べてきた?」


『ううん、けど明日もあるし今日はいいかな。お風呂入ってくるね』


「そっか、俺ちょっと飲むしつまみとか作るから食べれたら一緒食べる?」



『…けんた君のご飯美味しいから食べたくなるやつじゃん、ずるい』


「いひひ笑 だってAちゃん倒れたらけんた無理だもん」



『…けんた君ありがとう』




彼なりの心配の仕方にキュッと心が締め付けられた



ちゃんと食べなきゃな。





お風呂に入りメイクを落とした時、更に感じたヒリヒリ感



早く治るといいな、、



そう思いながら入念にスキンケアまで終わらせ髪を乾かしてお風呂場を後にした




リビングに戻るとキッチンで食器を洗う彼の背中が目に入った



「うお!笑 どうした?」



後ろからハグをし背中に顔を埋めると、洗ってた手を止めて笑って顔を向けてくれるけんた君



「Aちゃん…?」



手を洗い直して不安そうに体ごと振り返ってきた彼



『けんた君、』



埋めてた顔を上げたが彼と視線が合わない



「これ、、どうしたの」


『へへ笑 アイロンで火傷しちゃった』


「全然気づかなかった、、痛い?」


そっと火傷の跡に触れないように手の平で頬を撫でてくれた



『メイクで隠してたけどやっぱり酷い顔してるよね』



「A、けんたに見せるの嫌だった?」



『怖かった』と伝えると「けんたそれで嫌いになったりしないよ、大丈夫だよ」ってフワッと抱きしめてくれ、火傷の跡にキスをしてくれた



「跡が治るまで毎日こうしてあげる」


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

居なくなったら困るどころじゃない/ラブソング

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設定タグ:神谷健太 , THERAMPAGE , LDH   
作品ジャンル:恋愛
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Uyu(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます! (3月17日 12時) (レス) id: eafabd2bfd (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - EXILE TRIBE大好きですコロナとか温度差で体調に気をつけましょう (3月17日 10時) (レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆう | 作成日時:2023年12月30日 8時

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