ラブソング (ページ45)

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青「蘭！！大丈夫か？？」

火傷の跡をみてビックリした顔をする青木さん

『すいません、時間取らせちゃって。』

青「蘭が気にすることないから。ひなのには事情きいて来た。すいませんって言ってたけど、とりあえず今日はみんなと同じやつに担当変わってもらったからヘアセットだけお願いしてきたけど、、ごめん蘭、セルフでメイクだけお願い出来るか？」

『青木さんありがとうございます。もちろんです』

みんなでメイク室まで戻ると、戻ってきた事に気づいたひなのさんが寄ってきてマコの手を掴んだ

ひ「慎くんやっと戻ってきた！蘭ちゃん痛い？跡残ったら健太くんに嫌i…」

慎「あの。手、離してください。あとまず謝るのが先っすよね？」

ひ「あ…ごめんなさい」

慎「俺じゃなくて、Aに」

ひ「…蘭ちゃん。ごめんなさい」

『えっと、私もタイミングとか気づけなくてごめんなさい。アイロンで火傷とかあるあるだし、ほら、ひなのさん大丈夫だから気にしないで！ね？』

「とりあえずひなのは明日の為に先上がれ」という青木さんにパッと明るく笑顔を見せたひなのさんが部屋を出ていった

『マコありがとう冷やしてくれて』

慎「そんなの全然。これ持っていくけど平気？」

『うん、メイクせないかんし』

手に持ったタオルを持って楽屋に戻っていった3人

さっき座ってた場所に座り直し、改めて自分の顔をみると先程よりも色を濃くした火傷の跡が目に入る

『ねぇいっちゃん、目立つかなやっぱり』

樹「メイク上手だし隠せるんじゃないかな、そこだけ手伝ってもらう？」

『ううん、大丈夫』

樹「A、、、健太さんにどう思われるか不安？」

さっきのひなのさんが言ってた言葉が頭に残り不安になっていた

『けんた君、コレ見てなんて言うかな…もし跡になったら嫌いになるかなっ…』

樹「健太さんが嫌になるはずないじゃん。健太さんそんな人じゃないでしょ？」

樹くんの言葉に首を縦に振ることしか出来なかった

無事メイクもヘアセットも終わり、難なく終わった撮影

撮影中は、不安な気持ちにさせないようにと沢山笑わせてくれたりして花火などを楽しんだ