検索窓
今日:1 hit、昨日:132 hit、合計:69,640 hit

. ページ41

「えー、ひなのちゃん、Aと同い年か」


「可愛いからもっと下と思った!」


「北人さんAに怒られますよ?笑」


端の方でひなのさんを囲んで盛り上がってる北人達


「え〜、嬉しい!みんなかっこいいから囲まれると恥ずかしいなっ」


「あ、壱馬くんと健太くんも一緒に話そ?」


会議が終わってドラマの台本の確認を終えた所に声をかけられた


「あー、、俺もお帰るんで。すいません、また。」


そう言って断りながら健さんの方を見ると、イヤホンをつけてAと綾原さんが話してるのを優しい顔で見ていた


「あの、、耳。つけてるんで、また今度の方がいいんじゃないっすか?」


耳に手を当て、聞こえてないっすよってひなのさんに教えてあげた


「えー、悲しいな。もっと喋りたかったのに」


「あー、すいません。マネージャーさん達には知られてると思うんですけど、耳つけてる人に声かける時は気をつけた方がいいですよ」






そういった矢先、パッと俺の前を遮って健さんの肩をポンポンっと叩くひなのさん



「ちょっ!」


何となくだけどモヤモヤした



…この人、何考えてんだ?



「ねえ、健太くん聞いてる?」



モヤモヤとヒヤヒヤした心を抑えながらAの方を見ると綾原さんとの話に夢中で気づいてないみたい



「…ん?なんか言いました?」


片方のイヤホンを取りながら顔だけ振り向く健さんと目が合った


「だから、健太くんともっと話したいな〜って。」



この人、健さんとAの事知らない?

いやでも、事務所の人には伝えてるって言ってたはず、、、



「あの、ひなのさん…でしたっけ?Aの前のメイクさんのしーさんの事知ってます?」


「…えっと、」


「めちゃくちゃ凄い人なんすよ、Aの魅力引き出すのが趣味な人で…笑 なんで、しーさん戻って来るまで頑張ってください。」


「あ、あと。名字でお願いしてもいいですか、俺らのこと。変に誤解されたりするんで、この世界」


さっきまで優しい顔してたのに、急に真面目な顔になって俺が思ってた事も言ってくれた健さん


「…でも!蘭ちゃんはっ!」


「Aは特別。ね?壱馬」


「そうっすね笑 メンバーであり家族なんで」


「しーさんも家族だけど、あの人母親みたいだもんな笑」


いつもの笑い方でAの元に歩いて行った健さんのお陰でモヤモヤした気持ちもどっかいった


「壱馬〜」て呼ぶ健さんはきっと『けんた君』を大事にしてるんだろうな

.→←専属



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (63 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
341人がお気に入り
設定タグ:神谷健太 , THERAMPAGE , LDH   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Uyu(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます! (3月17日 12時) (レス) id: eafabd2bfd (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - EXILE TRIBE大好きですコロナとか温度差で体調に気をつけましょう (3月17日 10時) (レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆう | 作成日時:2023年12月30日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。