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Aside
スタッフさんが周りに迷惑が掛からない様に必死に対応してくれ、
少し後ろを歩いていたやましょーさんが駆け寄ってきてくれた。
「怖かったな、何もされとらんじゃろな?」
『やましょーさんっ…』
「急に走ってどうしたんすか?ってA何で震えてん。」
やましょーさんを心配して来た壱馬くん。
「は?ほんまにありえへん。うちのAちゃんに何してくれんねん。」
泣くのを必死に堪えてたのに、、、
理由を聞いて怒りながらも心配そうに顔を覗いてくる壱馬くんに安心してしまい涙が出てきた。
「A、これ」
いつの間にか目の前にいたまこ。
「一緒に健太さんのとこまでいこ、理由は後で聞く」
と言って深くキャップを被せてきて右側を歩いてくれて、笑わせようといつものテンションで左側を歩いてくれるしょへ君。
その後ろをピタッと付いて歩いてくれるやましょーさんと壱馬くん。
「健太さんっ!」
やっと追いついた頃にしょへ君が声をかけた。
「…え?泣いてる…?」
状況が把握出来ていない彼がいつも以上に目を大きくして振り返った。
震えて泣いてるのに気づいて咄嗟に抱きしめようとした彼。その衝動をこらえ心配そうに手を握ってきた。
「説明は後じゃ。とりあえず健太とるいで守ったれ。」
周りがザワザワし始めたのに気づいて2人と話してくれたやましょーさん。
『健太くん、るいくん、、、ごめんね』
「なんで謝ってんのさー、もお大丈夫だよ?」
「大丈夫だからね。るいと健太のここ掴んでな?」
そう言ってくれて、るいくんと彼の袖を掴んでなんとかバスまで歩いた。
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健太side
「A寝た?」
「はい」
隣で安心して眠るAを見ながらLIKIYAさんへ返事した。
他のメンバーにやましょーが説明してくれ、マネージャーからは一緒にいてあげて欲しい事と16人も1人で行動しないようにと注意喚起された。
ホテルをAと同部屋にしてくれてたのは元から注意喚起するつもりだったみたい。
『ん、、健太くん、、?』
「あ、ごめん起こしちゃった?」
『ううん大丈夫』
「もおすぐ着くって」
繋がった手を見つめ頷く彼女から『みんな守ってくれてありがとう』と小さな声が聞こえた。
『健太くんずっと手繋いでてくれてありがとう』
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2人繋いだ手は離さないで/ラブソング
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Uyu(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます! (3月17日 12時) (レス) id: eafabd2bfd (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - EXILE TRIBE大好きですコロナとか温度差で体調に気をつけましょう (3月17日 10時) (レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆう | 作成日時:2023年12月30日 8時