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たとえ話の昔話 *全話追記 ページ1







ある国に住む独りの少年。




「アキト!」




と、呼ばれる少年は



常に明るく活発でみんなが笑顔になることを

いつもいつも願っている。





アキトは今日もひとりで何もない原っぱの上を、


両手を広げ、空を仰いで、大好きな歌を唄いながらクルクルと踊り続けてる。







まわるアキトを
少し離れたところからみる男の子は、

彼を*向日葵くん*という。



夢を追って見上げている、

人に支えられて人を支えている、


みんなに元気と勇気を与える存在なのだ、と。









自分を*向日葵くん*という彼を

アキトは大好きだった。





爽やかで冷静に見えて実は甘えん坊な彼を

*姫百合くん*という。それはキレイな笑顔で。


そして時々*薔薇くん*という。それはカワイイたこ顔で。



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作者名:鳳 清四郎 | 作者ホームページ:http://arashi.kanjani.west  
作成日時:2017年4月9日 22時

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