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~ThreeStory~ ページ3

ジン「あのさっ」

『うん』

ジン「ごめん」

『え』

ジン「俺が勝手におまえに八つ当たりして泣かせて…昨日もその前も…ずっとおまえを悲しませてた…俺のことなんて嫌いだよな…」


俺泣いてんの?
好きな子の前で?
だっさ
マジで止まれよ


『ジン』

ジン「ぇ…」

『そんなこと言わないで!私はジンのこと受け止めるよ!悲しくなんかない!好きな人が悩んでてそんなことで嫌いになんてならないよ!』


またあいつを泣かした
でも
どうしてか昨日の気持ちじゃない


ジン「ジンって呼んでくれた」

『えっあ…ごめん』

ジン「いーよ、てかそう呼んで下さい」

『はい//』

ジン「おまえがそんなこと思っててくれたなんて、気づかなくてごめん」

『ううん私こそ早く伝えてればよかったね、ごめんね』

ジン「嬉しかった、めっちゃ俺のこと考えてくれてるって知れたしね」

『私もジンがいつも私の家を出た後のこと知れて、私の好きなジンがもうひとつ増えたよ』


あぁこれが本当の君だったんだ
こんなにも優しくて
こんなにも笑顔が素敵で
こんなにも俺のこと考えてくれて
こんな君が俺の隣にいてくれる


(ギュッ

ジン「ありがとう」

『うん//』

ジン「そして愛してる」


『私も愛してる』

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作者名:しゃちほ子 | 作成日時:2017年5月21日 13時

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