花子くんにはもう1人弟がいたようです

じゅうろく ページ17

『っ!!!!､､､夢､､､？』

って、そんなことよりここどこ、？
少なくとも私の家ではない。

ふとあたりを見渡すとソファに女の子、隣に悠斗くんが椅子に座って寝ていた。

えっと､､､ここって悠斗くんの家??
たしか、妹がいるって言ってたし。

悠斗くんの隣に小さな机があり、そこには起きたら食べてくださいと書かれたメモ用紙、飲水とおかゆ、氷水らしきものが置いてあった。

もしかして、ずっと隣にいてくれたのかな､､､

それにしても、悠斗くんのほっぺすべすべ！
もちもちのすべすべじゃん！

悠「んにゃ､､､ん?!」

私がほっぺをいじっていたら、悠斗くんが目を覚まし、起きてたんすね！と嬉しそうに話しかけてくる

悠「もー、A先輩、1日中寝たきりだったんっすよ！」

一日も､､､。なんかおかしいのかな
普通の夢じゃこんなに眠り過ぎないはずなんだけど､､､

『ちょっと、嫌な夢見ちゃってさ､､､笑笑
あ、今何時かわかる？』

外は真っ暗だし、妹さんや悠斗くんも寝てたからそこそこ夜遅いだろう。
けど、長居するわけにもいけないので早く帰らないと

悠「あー、今2時っすよ！もう、今日は俺に泊まりません？先輩が良ければっすけど､､､」

2時か､､､丑三つ時はあんまり外に出たくない。
『じゃあ、お言葉に甘えて泊まらせてもらうね、ありがとう(ﾆｺｯ』

悠「いえいえ！先輩はゆっくり休んでくださいっ！俺は部屋に戻っときますね!!!」

悠斗くんはドタドタと部屋に戻っていった

慌ただしい人だなぁ笑笑

悠斗くんを見て、少し安心し、もう一度眠りに落ちた

じゅうしち→←じゅうご

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