Eternal Bonds【R.Y】

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涙で濡れた顔を見せたくなくて、俯く。



慧「山田、JUMPが山田のこと裏切ると思う？それに、どうでもいいって思ってたら…」


侑李「僕たちはここにいないよ？」


涼介「…裏切らないっ…って、信じたい…けどっ…やっぱり、その…っ、怖くて…」


ボソボソ喋ってるけど、伊野尾ちゃんはしっかりと聞き取ってくれたよう。


自分の言ってることが色々矛盾しているのは、気づいていた。


多分、信じたいけど、怖い。これが本音。


慧「じゃあさ、俺らに山田をいじめろって言ったプロデューサーと…、目の前で裏切らないって言ってる俺ら、どっちを信じる？」


意外な質問に、顔をあげる。


大貴「泣くなよ〜」


そう言いながら、タオルをベッドに置いてくれた大ちゃん。



＿俺が直接触られるのが怖いってこと、分かってくれたのかな…。



タオルを取って、ありがと、と呟く。






それから一呼吸して、口を開いた。

涼介「…俺は…、メンバーを、信じたい、です…」

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