〜Daiki〜 ページ5
…なんでだよ。
アイツ、鈍感だから気づかないんだ。
あのプロデューサーの本性を。
「大ちゃん何してるの？」
大貴「…伊野尾ちゃん…」
振り返ると、いつも通り、ヘラヘラした伊野尾ちゃんがいた。
慧「どうかした？」
大貴「あの、さ…」
俺は彼らがいるところを指差した。
慧「…山田…」
大貴「あの人と一緒に行っちゃうよ…」
慧「サイテーだね。」
大貴「え？」
慧「あの人。俺らのことをどれだけ壊したら済むんだろう…」
俯きながら呟いた伊野尾ちゃんの声は、いつになく震えていた。
傷つけたくないのに、
逆に守ってあげたいのに、
結局俺らがしていることは、
エースを傷つけているだけなんだ。
俺らは、山田を守るため、
そんな都合の良い言い訳をピンチになったら言うんだ。
最低なのは、あんなプロデューサーの言うことを聞いた
俺たち。
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朱雀 - 泣けた。すっごい感動しました！ (2018年9月29日 8時) (
レス) id: 6b690ae98e (このIDを非表示/違反報告)
あこ - とても素晴らしい作品だなと思いました！これからもゆーかさんの作品を読んでみたいと思います。 (2018年7月15日 7時) (レス) id: 07c5fefbe8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーか(プロフ) - ありやまさん» ありがとうございます！そう言って貰えて嬉しいです！ (2016年8月28日 14時) (レス) id: 5226a89598 (このIDを非表示/違反報告)
ありやま - すごく泣けました（涙）いいお話ありがとうございます！ (2016年8月24日 11時) (レス) id: b5af6b668d (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - ゆーかさん» はい！見ます！ (2016年8月15日 13時) (レス) id: 2d860c57c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：y | 作成日時：2016年8月2日 7時
