Eternal Bonds【R.Y】

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抵抗なんて初めからする気はなかった。



メンバーの本心もわからないし、

何を言ってもこのプロデューサーからは逃げられないし、

どうせなら、思う存分傷ついてやろう。



メンバーからいじめられていて、精神的に病んでいた俺は、さらにおかしくなったのか。




プ「ねぇ、山田くんはメンバーのことどう思ってんの？信じてんの？」


涼介「…信じて…ま…」


どうしても、『す』が出てこない。


口から出てきそうなのは『せん』。


俺は、メンバーを信じられなくなったのか？



もう、どれが自分で


どれが操られている自分なのかが


＿＿わからない。




プ「わかんないのか…。じゃあさ、俺が教えてあげるよ」


涼介「…なにを…」


プ「メンバーの本心」


涼介「…本心…？」


プ「これ聞いてよ」



そう言って彼が取り出したのは、携帯。


彼の携帯らしい。


そして、そこから聞こえたのは…


＿信じがたいことだった。

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