1ポンドの福音 4 (ページ16)

今日:12 hit、昨日:0 hit、合計:21,802 hit

☆77☆ ページ16

∞勝己side∞

お母さんのところに行ったらお母さんはお酒を飲んでいた

勝己「飲み過ぎないでね」

会長「何？心配してくれてんの？」

勝己「別に？…」

俺はリングに腰をかけた

勝己「大変だったね今日…」

会長「別に、いつも大変じゃん」

勝己「うん」

会長「そっちはどうなの？」

勝己「どうなのって？」

会長「いや、学校とかさ色々」

勝己「まぁ…」

正直、前よりはいじめの回数は減っているけど、まだ続いているなんて言えない…

会長「ねぇ、今度さぁ一緒にどっか行こっか」

勝己「どっかって？」

会長「んー、遊園地とか？」

勝己「ﾌｯ遊園地って」

会長「え、じゃあ～、じゃあご飯食べいこっか」

勝己「いいよ、別に無理しなくても」

俺は部屋に戻った

∞(人1)side∞ 2日後

上田さんは上田さんのお父さんが作ったものを見ていた

会長「上田、それどかしな」

上田「あぁ、はい」

会長「寮の空き部屋に持っていきな」

上田「捨てなくていいんですか？」

会長「いつかあるかもしれないでしょ？タイトルマッチ」

上田さんのタイトルマッチ見てみたいなぁ～

紅「すみませーん。また来ちゃいました」

紅さんがきた

耕作「紅さん？」

三鷹「チャンピオンてのは暇なんですねぇ」

会長「チャンピオン、今日は何のご用で？」

紅「うん、ストレス解消？」

勝己が下に降りてきた

耕作「だったら俺とスパーリングしませんか？」

(人1)「え、私もしたい！」

耕作「えぇ？」

紅「お嬢さんじゃ無理でしょ」

(人1)「ひどっ」

耕作「(人1)をなめない方がいいですよ」

紅「へぇ～」

上田「俺にやらしてください」

皆、上田さんの方を見た

上田「会長、俺の嘘、本当にさしてください」

会長「チャンピオン、こいつとやってやってよ」

紅「会長さん、人にものを頼むときは頭がさげないと」

三鷹「おい、お前！」

会長「いい…お願いします」

会長は頭をさげた

紅「しょうがないなぁ」

会長「上田、気合い入れてけ、気合い」

上田「はい」

上田さんとチャンピオンのスパーリングという名の試合が始まった

(人1)「頑張れ上田さん！」

上田さんはパンチを受けて倒れた

会長がカウントを始めた

会長「何やってんの上田、ほら立って！」

勝己「お母さん、もういいよ」

会長「ほら、上田立って！」

耕作「紅さん、もうやめてください！」

石坂「耕作」

上田「とめんな！これで父ちゃんに嘘つかなくてすむ…見とけ、これが俺のタイトルマッチだ」