☆76☆ ページ15
∞(人1)side∞
夜、私達の部屋に皆が集まった
三鷹「あのチャンピオン…ほんっとムカついたなぁ。俺が若かったら絶対行ってたよ」
徹平「でも、相手チャンピオンですよ。日本一強いんですよ」
三鷹「だからなんだよ。百発殴りゃ一発ぐらいあたんだろうよ」
三鷹さんはお酒を飲んだ
三鷹「あっ、上田。お前親父さんの前でこいつらに慕われてないっつったろ、あれ撤回しろ」
上田「え？」
三鷹「お前、慕われてなきゃ誰があんな嘘に乗っかってくれるよ。耕作は気づいてなかったがよ…」
耕作「すいません」
上田「皆…ありがとう。あと、迷惑かけてすまなかった」
上田さんは土下座をした
(人1)「上田さん顔あげて？迷惑じゃないから」
石坂「まぁ、へっぽこなのには変わりないですけどね」
上田「うるせぇなぁ」
三鷹「でもねぇ、俺もそのへっぽこボクサーだったんだよ」
徹平「えぇ！そうだったんてすか」
三鷹「うん。やめられないんだよなぁ、ボクシングって」
児島「なんなんすかね…」
三鷹「よし。今日はせっかくこうやって皆で集まったから特別に俺がボクシングやってる理由教えてやるよ」
皆「おお」
児島「早くも酔ってきましたかぁ」
三鷹「実は俺さぁ、昔、いじめられっ子だったんだよ。そん時いっつも助けてくれたのが会長でさ」
へぇ〜(￣∀￣)
勝己「お母さん？」
三鷹「うん…もう情けなくってかっこ悪くてさぁ。おまけに俺、勉強やってもスポーツやっても全部並なの。もう全てが普通…でも、ボクシングやってたらさぁ。いつか起こると思ってんだよ、大事件が」
耕作「大事件…」
上田「わかる気がするなぁ」
児島「で、起こったんすか？大事件」
三鷹「おぉ、すんごい大事件が起きた」
勝己「え、何それ！何？」
三鷹「教えない。絶対教えない」
(人1)「えぇ！教えてくださいよ！」
耕作「あっ、俺も起きました！大事件」
三鷹「何？」
耕作「シスターと出会いました」
皆「ハハハハハッ」
(人1)「じゃあ、私もじゃん！勝己と出会った！」
勝己「そうだね//」
耕作「あっ照れてる笑」
勝己「……」
上田「俺には起きねぇだろうな。大事件なんて」
児島「石坂はあったよな」
石坂「何ですか？」
児島「女に振られたじゃん」
徹平さんが一生懸命口を抑えて笑っていた
石坂「このタイミングで言う？」
皆が笑い出した
徹平「いや、でも僕見たんですよ。石坂さんが振られてるところ…」
勝己が部屋をこっそり出ていった
会長のとこかな
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チョコ - いつも、たのしくよませていただいています。こうしんがんばってください。 (2015年8月21日 9時) (
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作者名：優花
| 作成日時：2015年8月16日 16時
