どうして?―アフロディSIDE― ページ21
ア「Aちゃん、目を覚まして…」
僕は冷えきったAちゃんの手をぎゅっと握った。
彼女がこれ以上冷えないように。
僕は優しく彼女の手を包み込んだ――……。
・
・
・
僕は長い長い夢を見た。
それは、幼い日の記憶――……。
・
・
「照美くん、大きくなったら一緒に海行こうね」
「海……?」
「うん!」
「どうして海なの?」
「照美くんと泳ぎたいし、遊びたいんだ」
「うん。じゃあ約束」
「約束だよ。絶対だよ」
・
・
・
絶対――……。
・
・
ア「絶対……」
僕が目を覚ました時、もう朝方になっていた。
背中には毛布がかけられていて。
多分、看護婦さんがかけてくれたんだと思う。
・
・
どうしてだろう。
僕は、気づいているのに。
どうして、君は気づかないんだ?
僕は幼い頃に約束したこと……覚えてるよ。
君も覚えてくれてたみたいだ。
嬉しかったよ。
でも、なんで僕のことは覚えてないんだ?
ねぇ、Aちゃん――……。
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ちびっこ - この小説すごくおもしろいです。早く続きが読みたいです。これからも頑張って下さい。 (2015年1月9日 14時) (
レス) id: f057d12100 (このIDを非表示/違反報告)
優穂(プロフ) - のあさん» 返事遅くなってすみません!!本当ですか!?嬉しいです!!頑張りますね! (2013年6月30日 9時) (レス) id: ae0dd9854f (このIDを非表示/違反報告)
優穂(プロフ) - ベーニョさん» 返事遅くなってすみません!感動していただけたなら嬉しいです!ありがとうございます!! (2013年6月30日 9時) (レス) id: ae0dd9854f (このIDを非表示/違反報告)
優穂(プロフ) - £愛蘭£さん» ありがとうございます!頑張ります!もうすぐ編集なので見に来てください! (2012年12月23日 22時) (レス) id: 8d3c64105e (このIDを非表示/違反報告)
£愛蘭£(プロフ) - この小説がとっても大好きです！これからも頑張ってください！！応援してます！ (2012年12月22日 13時) (レス) id: fda969a181 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優穂
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作成日時：2012年10月7日 21時
