<イナGO>私の結婚相手は狩屋マサキっ!?

story21　こんなの　 ページ21

霧「A、またな」

あ「うん、バイバイ!」

私は蘭丸くんに手を振った

狩「……先輩、帰りますよ」

マサキは私の腕を強く引っ張る

あ「ちょっ…マサキ?」

マサキはいつもより少し早めに歩く

あ「マサキッ……痛いよ…」

そう言ってもなにも応えてくれない

マサキ……怒ってる……?

私たちは一言も会話しないまま、お日さま園に帰った


あ「きゃっ…」

私は手を引かれたまま、マサキの部屋に連れ込まれた

そしてベッドに押し倒される

マサキは私の上に馬乗りになってきた

あ「マサキ……?……んっ」

私が名前を呼んだ時、いきなり唇を塞がれた

深い深いキス

あ「ふぁっ……ん…」

いつもより強引で濃厚なキス

なんかマサキの様子が変だ

こんなのマサキじゃない……

いつものマサキじゃない……

あ「ま……さっ…き……」

唇は離れてはまた重なっての繰り返し

その離れた隙に、マサキの名前を呼んだ

だけどすぐに私の唇は塞がれて
マサキはそれを繰り返す

苦しいよ……

なんか嫌だよ……

キスできて嬉しいはずなのに…

こんなキスは嫌…

私は力一杯、マサキを押し返した

あ「んっ…はっ……ぁ…はぁ…」

すると、マサキの唇はやっと離れた

私とマサキの唇には銀色の糸が繋がった

あ「マサキ……」

その時、マサキは私を強く抱きしめた

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