4話 階段 ページ4
Aside
「ごめんごめん。ちょっと後輩と話してて。」
「いいっすよ別に。待ってないっすから。」
幸助はそう言ってにこにこと笑う。
「あれ、そういえば修哉は？」
私はきょろきょろと周りを見渡した。
「修哉っすか？さっき、『日直だから日誌取ってくるねー』って職員室行ったっすよ。」
「そっかー。」
「おーい、ごめん、待ったー？」
その声に振り返ると、こっちに向かって走ってくる修哉がいた。
「もう、修哉！急がないと、あと5分でチャイム鳴るよ！早く！」
「大丈夫だよー。教室3階だけど、階段の隣だから、絶対間に合うってー。」
「いいから急ぐ！幸助も、行くよ？」
「え！あ、待ってっす！」
階段を小走りで上がっていると、マリーとキドに出会った。二人とも同じクラスの仲良し。
「マリー、キド、おはよー。」
「おう、A、おはよう。」
「A、お、おはよう…」
マリー、すごく疲れた顔をしている。
「キドぉー。もう疲れたー。」
「何言ってるんだよ。あと少しだろ！…だいたいなんで階段上るだけで疲れるんだよ。」
「A、速いっす！…って、マリー、大丈夫っすか？」
「セトー。もう無理ぃー。」
「あと少しっす。ほら、行くっすよ。」
幸助がマリーの手を握る。
ズキン
別に、幸助はそういう意味でやってるわけじゃないことは分かってる。誰にでも普通にする事だっていうのは知っている。
でも、幸助って、どうしてああいう事が普通にできちゃうんだろう。マリー、顔真っ赤だし。
「…どうしたの？A。ほら、行こうよ。チャイム、鳴っちゃうよ？」
修哉はそう言って、手を差し出してきた。
「…な//////何！どうして修哉と手を繋がなきゃいけないわけ？」
はっと我に返った私は、修哉の手を振り払って階段を上へ上がった。
「えー、ちょっと！酷いなー！」
下から聞こえる声を無視して。
ー駄作者からー
なかなか進まなくてすみません！
あと、もし幸助と修哉の呼び方がセトとカノになっていても、あまり気にしないでください。
…混ざっちゃうんですよね。
もう一つの小説で、セトカノ呼びなんですよ。
もし間違えていたら、気がつき次第、直していきます。
それから、↑のシーンで、セトとマリーが手を繋いでいましたが、セトマリはありませんよ！
作者が好きではないので。
では、今後ともよろしくお願いします♪
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はむかつ(プロフ) - 小遥さん» うわああ！コメントありがとうございます！すみません！気がつきませんでした！今ちょっと期末テスト前であれなのですが、テストが終わったらバリバリ書かせて頂きます！ (2016年2月9日 18時) (
レス) id: 878a3a8115 (このIDを非表示/違反報告)
小遥 - 面白いです！続き気になるので頑張って下さい！！ (2016年1月23日 23時) (レス) id: 54435abd29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はむかつ | 作成日時：2016年1月7日 19時
