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氷室「作戦尽きたか？笑」
うっ、、だって殴るのは流石にダメだと思うから、、
鍵をヒラヒラさせながら私を見おろす氷室
『くっそ、、！』
なんか悔しいっ、！！
悔しさにジーッと鍵を
睨んでると、
突然手が向かってきた
あ、鍵を持ってない方ね
何事かと思えば、顎を掴まれて目線を合わせられる
うわ近っ、、
睫毛長ぁ、肌綺麗、、だなんて嫌でも考えてしまう距離
突然のことに息を詰めている私とは裏腹に、軽く口角を上げた氷室
氷室「おもしれぇ玩具発見」
っ、は、！？
氷室「携帯、貸せ」
こちらはいろいろ情報が入っているので、これこそ鍵みたいな状況になれば終わり
だから貸せません、って意味を含めて軽く目を伏せた
すると、少し考えるようにして私の顎においていた手を離した
氷室「じゃ、俺の貸すから連絡先登録しとけ」
あっ、なるほど、連絡先欲しかっただけなのね
差し出された携帯に、躊躇いを覚える
この人に連絡先教えていいのか？って。
でも、この携帯を人質に取れば鍵を返して貰えるだろうと思い、受け取ることに
しぶしぶ連絡先を打ち込んだ後、携帯を返して貰おうと差し出された氷室の手を見て言う
『鍵と交換です』
携帯を高々とあげる
氷室「ふーん、結構やるタイプか、やっぱおもしれぇ笑」
ニヤッと口角をあげ、私をじっと見つめた
『鍵、返してください』
負けじと見つめ返す
痺れを切らした氷室は、ちょっとずつ近付いてきた
それにならうように後ろに後退る
氷室「ふっ、逃げれると思うなよ」
君が鍵を返してくれれば解決することなのに
返してくれないからこうなるんじゃん
鬼邪高に余計な因縁つけられたくないので
下手には動けなかった
でも鍵はやっぱり必要
気がつけば背には壁
こうなれば、しょうがない
意を決し、完全に油断している相手の脛を軽く蹴りあげた
氷室「っ、！！」
できた隙を見計らって鍵を奪う。そのままダッシュ！
よっし！！
氷室「お前っ、！」
追ってきそうな雰囲気の氷室に、預かっていた携帯を投げつけ、慌ててキャッチした隙を見て走り去った
『今回は私の勝ちだよ〜笑』
なんて言いながら笑
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このあと、スタ連地獄など、たくさん嫌がらせをされたのは言うまでもない笑
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むー - るなさん、リクエストありがとうございます！！泰志との絡みですね！了解です！短編の方で多く書かせていただきます！ (2022年12月11日 14時) (
レス) id: 70b13c5b03 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - お疲れ様でした！とても面白くて大好きです！リクエストで泰志との絡みを希望します！お身体に気をつけてこれからも頑張ってください！！ (2022年12月11日 8時) (レス) @page21 id: 63264ac1b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むーくん | 作成日時：2022年11月16日 21時
