［続編］無気力な彼に宣戦布告されちゃいました【赤葦京治】

episode.7 ページ10

ドキドキしながら歩き続け、
私たちは映画館に辿り着いた





『わー、映画館ってなんか久しぶり！！』


「そうなの？」



『うん！なんかワクワクしてきた！』


「それはよかった、じゃあ俺チケット取ってくるからここで待ってて」


『え、いいよ！私も一緒に並ぶ！』


「大丈夫、ここで座っててよ」


『分かった、ありがとう…！』




言われるがまま、私は椅子に座って京治のことを待つ



京治優しいな…





そこであるものが私の目に入ってきた


そう、


ポップコーンです。





映画館といえばポップコーンは欠かせないよね？

えええ、食べたい…



でも、京治の前でポップコーン食べたいなんて言うの少し恥ずかしいな、、





そんな葛藤をしてると、京治がチケットを2枚持って帰ってきた



「お待たせ、これAの分ね」


『ありがとう！あ、お金払うね！えーと、』


財布をカバンから取り出そうとすると



「いいよ、お金は」



『え？いやいや！払うよ！！』




「いいよいいよ、今回は俺が誘ったんだし」


『いや、でも…！』


こんなこと今までなかったから、どう返すのが正解なのか分からない…
けど、やっぱり私も楽しむわけだからお金は払うべきだよね



すると


「その、」


と言って京治は首元を触りながら



「少しはかっこつけさせて」




と言った




そんな京治に私がドキッとしないわけもなく



ただ


『分かった、ありがとう、、』


と言う事しかできなかった







普通にしてても、優しいし、かっこいいのに





私だけに対してそんなことしてくれるなんて、





かっこいいに決まってる…







あぁ、もう本当にずるい




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皆様お久しぶりです…



長い間更新しておらず申し訳ございませんでした…



(めちゃくちゃ久しぶりなのに、内容も本当薄っぺらくてすみません(泣))





その間にも多くの方に見ていただき、お気に入り登録もして頂いて本当に嬉しい限りです。




今後も少しずつ更新していけたらと思いますので、どうぞお付き合い頂けますと幸いです…！





よろしくお願い致します！！！！！！

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