第四話 ページ6
そう言い、扉に手をかける甲斐。あ、俺が扉壊したから。、、、でも、あの後、はめといたし、なんとかなるだろ。←
ガチャガチャ
あ、開かなかった。なんか悪りぃ。でも、いいか別に。そう思った。でも、先生は、勘違いしたようで。
柊「あれ?扉、壊れてなかったんだ。、、、なら、扉は開かないよ。」
あ〜、多分、開かないようにしたの、俺です。なんて言えずに、黙っておくことに。
甲斐「ふざけやがって、、、。、、、さっさとドア開けろや!!」
先生が負けるんだろうなぁってみんな思うんだろうけど、俺は、先生が勝つと思う。そして、しばらく見ていたら、先生は甲斐の手首、そして胸倉を掴み教卓に押し付けるような形になる。
『ふ〜ん、それなりに手馴れてんだなぁ、、、。』
思わず声を漏らしてしまった。中々良い動きしてやがる。そして、先生は甲斐の制服のポケットの中にて手を入れ、折り畳み式ナイフを取り出した。あぁ、確かに前からポケットに膨らみがあったな。それに気づいてたってことは、観察力も高いって分けだ。
柊「危ないだろ?こんなもの学校に持ってきたら。、、、没収だ」
甲斐集団…須永、石倉、中尾が目を見合わせ一斉に殴りかかる。だが先生は甲斐の手首を掴んだまま、華麗に蹴り飛ばしていく。すげぇなぁ、、、。
水越「蓮、、、、、、!大丈夫?」
中尾の彼女である水越さんが中尾に駆けより安否を確認する姿が目のは端に移る。だが、すぐ目を逸らした。
「ぶっきーって雑魚キャラじゃなかったんだ、、、。」
誰かが呆然とつぶやき、こちらを見た先生はにこりと微笑んだ。
柊「昔はこう見えてもアクション俳優を目指していてね」
アクション俳優って日曜の朝8時ぐらいにやってる特撮に出てくるやつ?何か面白いな、幼稚園の子供が言う「仮面○イダーになりたい!」と同じようなものだろう?
甲斐「ふざけやがって、、、、、、!」
抵抗しようとしたが、すぐに床に押さえ付けられる甲斐
柊「ふざけてるのはお前の方だろう?」
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作者名:十六夜紅葉 | 作者ホームページ:http://yuuha0421
作成日時:2023年3月3日 21時