【募集企画】東方幻想記録物語 19巻

誰か居る？　古明地桜華 ページ40

私は、地底から、適当に歩いていた。そしたら、ふわふわと浮いている男の子が居た。え？浮いてる？

『ねぇ、あなた、何で浮いてるの？』

「わっ！？てめぇ誰だ！？」

『誰でもいいでしょ〜？』

「よくねぇ！」

『えぇ､､､？』

「で？誰だ？」

『古明地桜華。あなたは？』

「中原夜。」

『そっか、よろしくね、夜』

「いきなり呼び捨てかよ。」

『うん』

「あっそ」

そして、彼が降りてきた。あれ、案外私よりも背低い。

『小さいね』

「うるせぇ」

『ふふふ』

少し、微笑んであげる。そしたら、相手は、ふいと目線を逸らした後、違うところに行ってしまった。

『ちぇ､､､。遊べると思ったのに。』

そう呟きながら、私は、会場へと向かった。

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