【募集企画】東方幻想記録物語 19巻

知らぬ　ヴァレン ページ19

「いやぁ凄かったな！根性で耐える！」

「はい！」

遊斗とハルは彼の戦い方…最後の行動に共感を持つらしい。

根性…か。

「ヴァレンさん…？」

「、どうしたハル」

「いや…嬉しそうだな……と」

ふと、自分が笑みを溢していると悟った。

「嗚呼…前居た世界にも、根性論で突き進んでた奴がいてな」

「お前が笑うと言うことは、ソイツも強かったんだろう」

「嗚呼、最後まで運命に抗っていた」

「いや、それが運命だったかも知れぬが……」



「…あ、次の人来ましたよ」

「おお……誰だ？」

「私達も新参者だからな。情報がないのは同じだ」

幽玄憂梦とエインセル……どちらもまた厄介な能力でも持っているんだろう。

立ち尽くすとはまさにこのこと　斎藤影→←すみません、すみません 雅楽代 魔詩露

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す