独りは、キライ。だから＿＿＿。【SS】【バッドエンド注意】（胸糞悪いです） ページ3
「ねぇ、一緒に死のうよ。」
と、春陽に、言われた時は焦った。だって、だって、春陽には、生きてて欲しかったから。
「で、でも、僕、春陽には、生きててほしいよ･･････」
と、言えば、春陽は、きょとんと不思議そうに首を傾げて、
「こんな僕が生きていたって、なんの意味もないよ。」
と、言った。僕は、言葉に詰まる。こんな僕が、僕はキライだ。
「それより、ひとりで死ねるの？ひとりが怖いんじゃないの？」
と、逆に問いただされる。･･････その通りだった。ひとりは、怖い。ひとりは、キライ。そんな心が表れていたのだろうか。
「そ、そうだけど･･････」
と、言葉が濁る。そしたら、
「･･････言いすぎちゃった？･･･ごめんね、でも、夜はひとりじゃ死ねないでしょ？･･････僕は、夜と死んでも良いよ」
と、言われた。そしたら、何か、僕の中に影が宿った気がした。
「･･････春陽は、本当に僕のことひとりにしないの･･･？」
と、尋ねてみる。そしたら、
「ひとりになんてさせないよ？だって、夜の事が大切なんだから」
と、言われた。僕の中の最後の何か、が、崩れた。
「･････････うん。」
そして、そのまま、近くの浜辺＿＿海へと、行った。そして、海に入る。浸かっていく。冷たい。だけど、不思議と寒くなくて。
そして、そのまま、僕は、僕たちは＿＿＿＿＿＿＿＿＿。
〜end〜
ーーーーーー
とりあえずこんな感じ。あれ、最初になんちゅー胸糞悪いの作ってんだ？けど書いてて楽しかった((
一応閲覧注意というか、胸糞悪いということは書いておきました！それなりに覚悟してもらっているかなぁと。いや、やばすぎると思ったら言ってくださいマジでお願いします(((
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作者名：朝宮藍良 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/
作成日時：2023年7月20日 18時
