【派生作品】紺の空に夕陽輝く【えんえんえんぶきょく】 (ページ38)

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幸福が消えたら残るは後悔のみ【NO side】【ラル　過去編】【シリアス注意】ページ38

どこかで、赤ん坊の泣き声が響く。そして、それを聞いた母親は、意識を手放した。

助産師さんの声が響く。

そして、母親は赤ん坊を見ることなく、死んでしまった。

その赤ん坊は、成長した。

そして、赤ん坊が２歳の時。そとであそんで外で遊んでいると、男の人に声をかけられた。

「ねぇ、そこの子。尾咲さんの家って知ってるかな？」

と。たまたま、少年･･･もとい赤ん坊の子の家だったのだ。少年は、純粋に、

「あそこだよ！」

と、自分の家を指差した。そしたら、

「そっかそっか、ありがとね」

と、言われた。特に少年は気にすることなく遊び始めた。

そして、そこから数分経ち、家に帰る。そしたら先程の男の人がいた。だけど、少年は自身の姉に連れられ、部屋に行った。

そしてそこからまた数分経つ。父親が来ないことを不審に思った姉と2人でリビングに行ったのだ。

そしたら、

真紅に染まった父親と、

刃物を持つ先程の男が居た。

少年は驚きと恐怖に苛まれた。だから、逃げ出そうとした。だが、足音で男にバレて、殺されそうになった。

だけど、少年は姉に庇われた。

少年の代わりに姉が刺される。

その光景を、少年は見てしまった。

そして、姉が倒れるのも見てしまった。

「･･････え」

そして、その後、近所の人の通報を受けていた警察が突入し、強盗犯は逮捕され、姉と父親は病院に運ばれた。

そして病院で父親は、その場で死亡が確認され、姉は植物状態になった。そして、少年は、孤児として孤児院に預けられた。少年は、後悔した。罪悪感を感じてしまったのだ。

もし、自分があの時家を教えなかったら･･･と。
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一旦此処で区切ります。やばくね。え？え？