【派生作品】紺の空に夕陽輝く【えんえんえんぶきょく】 (ページ36)

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解説☆ ページ36

アキト編

過去を掘り下げました。闇も少しいれたけど。まぁ1番掘り下げたかったのは、“良心”からついた嘘ですね。CSにも書いている通り、アキトはアクアに対して嘘をついてます。本当は父親だけは生き残っていたけど、アクアの記憶がないことを知っていたので、“母親が事故で死んだ時に父親も一緒に死んだ”って。

その嘘をアクアは信じてます。そのことに対して少しの、罪悪感が残っていますが、“アクアのため”と自分に言い聞かせて罪悪感をかき消してます。

ちなみに、嘘をついたのは、アクアのためだと少し思っているんですよ、本心的には。いや、思っていたの方が正しいですね･･･。

アクアのためだっていうのはあくまで、アキト自身の罪悪感を消す･･････自己満足に過ぎないって本人は、実はわかってます。だけど、認めたくないんですよ。認めてしまえば、かき消してた罪悪感が湧き上がってくるから。

アクア編

約束についての言及です。

先ほども書いた通り、アキトはアクアに嘘をついてます。その時に、アクアはアキトに、
「アキトさんは僕が守ります！」
って言ってるんです。その時に、約束したんですね。なにかあったら、アクアがアキトを守るって。自分の中の決意を固めて、2人約束です。

ですが、大きくなるにつれて、アクアが守るどころか、アキトがうまくアクアのことを助けてるんですよね。うまく馴染めるようにしたりとか、色々。それを、アクアは少し複雑に考えてるんですよ。

自分が守るはずなのに助けられてばかりだって考えちゃうんですよね。

というのが書きたかっただけ。