【東方幻想記録物語外伝】外来人と幻想郷住人とのオフショット【短編集】 (ページ4)

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双黒の弟2人は仲良し　太宰藍良ページ4

私、太宰藍良が幻想入りするもっと前、武装探偵社に入る前の話。

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『暇だねぇ』

「なら、てめぇの兄ちゃん止めろや。」

『嫌だよ〜。面倒くさい。』

「はぁ？」

あー、ちなみに、僕のお兄ちゃんは、太宰治。反異能力者。そして、夜のお兄ちゃんは、中原中也。重力遣いで、荒覇吐。僕のお兄ちゃんと、夜のお兄ちゃん､､､。いや、呼び方を戻すと、兄さんと、中也さん。は、2人で１つの相棒で、“双つの黒”からとった、“双黒”と呼ばれている。

『ねえねえ、何でこんなに仲悪いんだろうねぇ、兄さんと中也さん。』

「知るかよ、んなこと。兄ちゃんに聞け。」

『まぁ、そうなんだけどさ。』

そんなことを、云っている間も、兄さん達2人の喧嘩は止まることを知らない。

『ね〜、夜、早く早く。』

「へーへー、ってか、お前も止めるの手伝え、藍良。」

「はーい！」

そして、割って入る。､､､思うんだけどさ、毎回弟達に止められて恥ずかしくないのか兄たち2人は。そんなことを考えながら、割って入る。そして、少しおさまったのを見計らって、

『夜〜、ご飯食べに行こ！』

「なら、俺の部屋で食べよーぜ。作ってやるよ、なんか適当に。」

『え、いいの！？やった〜！』

穏やかな日常が、こうして過ぎていく。