第十一話 ページ13
急に襲撃してきた。えぇ、めんど。
『はぁ』
そして、みんなで簡単にあしらっていると、敦くんが、駆け込んできた。
「やめろ!!!!」
「おぉ、帰ったか。
勝手に居なくなる奴があるか。見ての通りの散らかり様だ。片付け手伝え」
と云いつつ、相手の腕を折る独歩。そしたら完璧叫ぶマフィアの人。
「国木田さーん
こいつらどうします?」
「窓から棄てとけ」
そして、ため息を漏らす独歩。
「これだから襲撃は厭なのだ。
備品の始末に再購入。どうせ階下から苦情もくる。業務予定がまた狂う。
しかしまあこの程度いつものことだからな。」
『敦くん、困惑しないで。いつも通りだから。』
「はあ・・・」
そして、その後、乱歩さんのにオレと敦くんがついて行った。
「遅いぞ探偵社!」
「ん、きみ誰?
安井さんは ?」
「俺は箕浦。安井の後任だ。
本件はうちの課が仕切る。貴様ら探偵社は不要だ。」
『・・・そうですか・・・?』
思わずオレが尋ねたその時。乱歩さんが、
「莫迦だなぁ。
この世の難事件は須く名探偵の仕切りに決まってるだろう?」
と、返した。そしたら、箕浦さんが、フンと鼻で嗤う。
「抹香臭い探偵社など頼るものか」
「なんで?」
「殺されたのが__
俺の部下だからだ。」
そして、遺体を確認し、色々会話していた。そして、治が川から流れてきて余計にわちゃわちゃした。そして、それを遠い目して見ていると、乱歩さんが箕浦さんを怒らせた。
「まあまあ刑事さん落ち着いて。
乱歩さんは終始こんな感じですから。」
「僕の座右の銘は
僕が良ければ全て良しだからな!」
とまぁ、そんなこんなで事件を解決し、帰り道。
「さて敦君、これで判っただろう?」
「何がです?」
「乱歩さんのあの態度を、探偵社の誰も咎めない理由がさ。」
『そうだよね、流石に判るよね?』
「なんとなくは・・・?」
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ