第二話 ページ4
『で？それで何聞きにきたの？』
「んーとね、アヤの術式！」
『･･･術式？』
私に術式なんてない。
「うん！」
『･･･ないよ、そんなもの、あるはずがない。』
「えっ？」
『あ、ごめんごめん、言い方を間違えた。私のはね、術式という概念すら歪んでるんだ。』
「？？」
『私の術式名は、“人間失格”。術式無効化だよ、例外なしの術式無効化。』
「えっ！すごーい！！」
『え？』
いつも、
「つまり、僕の術式無効化できる？」
『多分ね』
そう云えば、お兄ちゃんはキラキラとした瞳を私に向けた。あ、そういうこと？
『やらないよ』
「えぇ〜」
『やらない。』
結局そういうの狙いなんだねお兄ちゃん。そう思いため息を漏らした。そして、
『じゃあ私は乙骨くんたちのところ行ってくる』
「はーい、いってらっしゃーい！」
そして、1年生のところに行った。
『やぁ、乙骨くん』
「わっ、あ、えっと･･･」
『あーえっと、お兄ちゃんから何も聞いてないのかな？ならいいんだけど。えっと、私は五条A。まぁ、君の担任の五条悟の妹だよ』
「えっ、五条先生の？」
『うん。まぁタメ口でいいから』
「は、はあ･･･」
少し困惑してる。そりゃそうだよね。
『うーん、そんな困る？』
「･･･いや、普段敬語ですし？」
なるほど、敦くんみたいな感じか。
『無理して外してとは言わないけどね。』
「は、はあ･･･」
『えーっと、それと、後ろの子、乙骨くんのこと大好きなんだねぇ。』
里香ちゃんだっけ？と付け足す。
「え？あ、えっと、やっぱり、見えるんですよね？」
『うん。』
「呪霊って、触れるんですかね･･･？」
『触れるよ。けど私は触れない。』
「え？」
困惑が顔にでてるよ乙骨くん。
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朝宮藍良@元十六夜紅葉(プロフ) - 愛河哀華さん» コメントありがとうございます！そうですね、もう少しで出しますよ！更新ゆっくりですが気長にお待ちください！ (10月14日 19時) (
レス) id: 7467c4d258 (このIDを非表示/違反報告)
愛河哀華 - うわぁぁ、続き気になる。めっちゃ気になるし、織田作さん、早く出てきてほしいなぁ。更新頑張ってください！ (10月14日 19時) (レス) @page15 id: 32c6fabc5c (このIDを非表示/違反報告)
朝宮藍良@元十六夜紅葉(プロフ) - オタクさん» わ、コメントありがとうございます！更新ゆっくりですが気長に待っててくださいね！ (9月21日 13時) (レス) id: ac58c9f4f6 (このIDを非表示/違反報告)
オタク - わーーーー好きだぁぁぁぁ (9月21日 12時) (レス) @page7 id: 625a6655ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝宮藍良 | 作者ホームページ：http://yuuha0421
作成日時：2023年9月2日 14時
