新選組幹部 ページ4
そして、そのあとついていった。そして、縛られた。まぁ当たり前だろう。そう思い、敷かれた布団に転がる。そして、そのまますぐに、意識を手放した。そして、次の日。
『･･･んっ･･･？』
何故か猿轡嚙まされてました。･･･如何しろと。そう思いつつ、困惑していた。そしたら、もう1人の少女が起きた。･･･俺はとりあえず、重力を操り縄を緩めて、少女の猿轡と、俺の猿轡を丁寧に外す。･･･意外に縛られてる状態で猿轡外すの難しいんだよな。
「あ･･･昨日の･･････」
『えっと、お前の名前は？』
「私は雪村千鶴です。貴方は？」
『俺は、彩斗だよ。よろしく。』
「よろしくお願いします。」
適当に思いついた偽名使った。そして、少し話していると、男の人が入ってきた。とても優しそうな温厚な感じの人。
「失礼するよ。悪いなあ･･･こんな扱いで。今縄を解くから、少し待ってくれ。」
『あ、俺は自分で緩めたんで大丈夫ですよ、この子だけやってあげてください･･･』
「そうかい」
そして、千鶴さん？の縄を緩めようとした時、
「あの、ここは何処ですか？貴方は一体･･･！？」
と、尋ねていた。
「私は井上源三郎。ここは新選組の屯所だよ。」
「新選組！？」
新選組･･･聞き覚えあるような･･･ないような･･･。
「そんなに驚くことじゃないよ。朝から幹部隊士で君達のことを話してるんだ。君達も一緒に来てもらうよ。」
『えっ、俺たちも？』
「あぁ。ほら、ついておいで」
そして、連れて行かれた。
「へえ、そいつらが目撃者？ちっさいし細っこいなあ。まだガキじゃん。」
なんか手前に云われたくねぇんだけど。
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作者名：朝宮藍良 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/
作成日時：2023年11月23日 14時
