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爆豪side
何の手違いがあったのか、俺は今轟と上鳴と歩いている。行く場所が同じだからといって、着いてくるのは流石に嫌だ。振り払えば良かったなんて顔を顰めて。
「お、ついたついた。」
上鳴の一言でぱっと正面を見る。目の前には見慣れた青いコンビニがあった。時間もやべぇし早く行くか。なんて轟が言えば、おぉ、と小さく返事をし、1歩踏み出そうとした。
その時、女性の叫び声が聞こえた。急ぐように後ろを振り返ると、声の主であろう女性が体格のいい巨大な男性らしき人に掴まれていた。男性はそのまま女性を引き寄せると、首にナイフを突き付け、不気味に笑った。
「やべぇじゃん ..。」
上鳴のその声と共に、冷や汗が垂れた。
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作者名：桜音彗 空 | 作成日時：2019年9月17日 6時
