今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:2,538 hit
小|中|大
・ ページ30
.
まてまて落ち着け、相手は一人、全く問題はない
初めて自分の予想が外れて動揺しているだけだ
術師なんて一級ですら何度も殺してきた
“違和感”
『(落ち着け...!)』
術師の女が口を開けた
「人?聞いていた話と違うね。」
『...そう。運が悪かったね。あなたはここで死ぬ』
「君、まだ子供じゃないか...。不運なのは君の方だよ」
小さな子供を憐れむかのように言うが
言葉とは裏腹にニヒルな笑みを見せた
『(コイツ...!)』
仕事に感情を持ち込まない
それは怒りも同様
だけどこの時は出来なかった
『...天使。 短刀 』
あらかじめストックしておいた自らの血の少量を短刀に変換する
もちろんこの短刀は呪具だ
久しぶりに殺意が湧いた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
6人がお気に入り
6人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:式 | 作成日時:2023年1月24日 19時