10話 ページ10
また保健室のドアが開いたと同時にましろさんが口を開いた
「あ、僕そろそろ仕事に戻らないといけないからまたねー」
と言うと高等魔術の空間移動を使って出て行った
「Aちゃん本当に生徒会活動嫌なんだねー」
とどこか他人事のような口調で緑仙さんが入って来た
「就寝時間破ってましろさんに殴られるなんて、馬鹿だねー」
とかるーく殴られた
「で？Aになにか御用ですか？」
とリリが聞けば
「生徒会の仕事があってさ、一日中魔法使えなくなるだけでしょ？ほら、早く起き上がって」
と無理やり起こされた
「あ、そんな無理やり患者さんを起こしたら健屋さんに怒られますよ？」
諦めたようにため息をついた、刀也の腕を掴んでいる緑仙さんがニヤリと笑った
「だから怒られる前に逃げるんだよ」
「あ」
リリ達の間をすり抜けて
無の顔をしている顎を連れて走る緑仙さん
痛い頭を抱えて保健室を出て追いかける
ついた先はもちろん生徒会室
「はい、俺の勝ちーーー！！！」
「うわぁ〜〜！負けたぁ！！」
と騒がしい声が響く
そして後ろの生徒会長専用の椅子に座り黒猫を撫でている叶さん
「めーれー通り連れて来たよ〜〜」
「ん、ありがと」
と叶さんがこちらを向むくと
「まぁ、簡単な仕事を頼みたくってさ」
「病人をつれてきてまでの仕事って事は他の人じゃできない仕事なんでしょうね？」
「もちろんですよ、もちさん」
どことなくイラついているような顔をしている刀也
そんな刀也に向けてにこやかに笑っている叶さんに苦手意識が高まる
「この学校が荒れている理由は問題児がたくさんいるから」
「でも誰がどんな事をしているからわからないからさ、手のつけようがないんだよね」
「それにそんな変なことを生徒会が聞いたらみんな不安に思うでしょ？」
「だから人脈が広い剣持さんとか、盗み聞きが得意なAちゃんにやってもらいたいわけ」
黒猫が叶さんの膝から机に移動し
見定めるかのような目で私達を見てきた
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イカワウソ(プロフ) - 決めゼリフ…こんでろーんは兎も角としてロリコンを享受しろはネタに振りまくってるなぁ…さすがにじさんじ (10月6日 0時) (
レス) id: e082f267fd (このIDを非表示/違反報告)
木花(プロフ) - 決めゼリフ「ロリコンを享受しろ」は面白すぎるww (9月17日 1時) (レス) @page24 id: fda14d7534 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒューマニズム | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/eeaas
作成日時：2023年9月3日 17時
