35話 ページ35
※嘔吐の表現があります
誰か助けて・・・・・・・
「ねぇ、ねぇ、Aちゃん」
暗い部屋の中
生徒会に目をつけられているという理由で自室が一人部屋で
隣は空き部屋の不破さんの部屋
緊張とたぶん魔法のせいで働かない思考回路
ふかふかのベッドの上で
不破さんに押し倒されていた
「ぅ・・・・・・・っ・・・・・・」
「俺さ、Aちゃんの事すごいなぁって思っとるんよ」
「だって、俺の腕払いのけた子なんて初めてだったんよ」
カーテン越しからわかる夕陽が沈むと
そしてどんどんと変化して行く不破さんの姿
頭を抱えて
低く唸るような声
ふさふさの尻尾
ピョンっと出てくる耳
不破さんの苦しんでいるような表情
そして急に手を伸ばされて
掠れて、唸るような声で
「はやく・・・・・にげ・・・・・て・・・・・おねが・・・・い」
驚きと硬直、そんな中でも必死に脳が警告してくれたおかげで
なんとかベッドから落ちるようにして逃げた
床を這いつくばるよに、必死でにげようとしたが
「残念、タイムリミット！」
と体を覆われた
鼻をくすぐる香水の匂い
「あぅ、あっ・・・・・・・」
そして合わさる目
綺麗な紫色の目じゃなくて
まるでブラックホールのような真っ黒な瞳
そして体が悲鳴をあげた
なりふり構ってられず
不破さんを突き飛ばして
トイレに駆け込む
「う”・・・・・・ぉ”ッエ・・・・・・」
脳は緊急停止し
羞恥心とどうしようという感情が渦巻きながら意識が飛びそうになるのを抑えた
落ち着いて、ゆっくりと不破さんの様子を伺うと
しゅんとした様子で
さっきまでの異様な雰囲気はなかった
私の姿を見ると
ハッとした表情で駆け寄られて
「ごめん、その色々と、まさか吐くとは思わんくて・・・・・えっと・・・・・体大丈夫？」
と申し訳なさそうに謝られ
いつもの余裕のある表情が嘘のように消え去っていて
焦りが顔に滲んでいた
「と、とりあえず体も辛いやろうし座ろうか・・・・・・」
体に触れずにそっとベッドまで誘導してくれた
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イカワウソ(プロフ) - 決めゼリフ…こんでろーんは兎も角としてロリコンを享受しろはネタに振りまくってるなぁ…さすがにじさんじ (10月6日 0時) (
レス) id: e082f267fd (このIDを非表示/違反報告)
木花(プロフ) - 決めゼリフ「ロリコンを享受しろ」は面白すぎるww (9月17日 1時) (レス) @page24 id: fda14d7534 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒューマニズム | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/eeaas
作成日時：2023年9月3日 17時
