29話 ページ29
「で？説明は？」
「本来固有魔法の話を聞くのはタブーじゃないの？リリ」
「別に気心知れてるし、いいじゃないですか」
「固有魔法の精度が上がったからこんなことも1分だけできるようになった」
「へぇ〜〜〜？で？その魔法が上達したと感じるには誰かに見てもらう必要があるはずですけど？」
そうベッドの淵に腰掛けたリリに聞かれる
どうしたものか、エリーちゃんのことはあまり話さない方がいい気がする
「・・・・・・・・・・ちょっと用事思い出した！！いってきまーす！」
とすぐにドアを開けようとしたがすごい怖い笑顔でドアノブに手を伸ばした腕を掴まれた
「行かせませんよ？お前が誰かと自分から関わるなんてありえない話なんですよ」
「リリ、私も変わるよ」
「そうでしょうね、でも今みた様子じゃ違うでしょう？」
「うっ・・・・・・・」
リリは未来視を使ったのであろう
ずっと手を離さずにこちらを見てくる
「・・・・・・・・噂の妖精さんに見てもらってました」
「噂の妖精・・・・・・？あぁ、エリーさんですか？」
「待ってリリ！！私本当にみた・・・・・・って、え？」
「なんでそんなすんなり信じてくれたの？」
「だって私話したことありますよ」
「・・・・・・・・・」
隠した意味なかったのかも知れない
「ま、変な人と関わってるわけじゃなさそうなのでいいです」
とまたベッドの淵に腰をかけた
敵わないなぁなんて思って次の日を迎えた
「ふわっち、こんなところで何しとるん？」
ふわっちの自室と明らかに違う方向の東寮にいたので思わず聞いてみた
「ん〜、待ってたら出て来んかなぁ〜って」
「え〜〜、やば、そんなに落としたいん？」
「んー、落としたいっちゃ落としたいけどなんで普通に断ったんか知りたい」
「ふ〜ん、でわざわざ待ち伏せてると」
「どうしてそこまで知りたいん？」
少し暗くなってきたからか、ふわっちの目の奥が黒くなっているように見えた
「だって、俺の能力が効かない子なんて本当に珍しいんやもん」
あー、ご愁傷さま、だれだっけ？Aさんだっけ
多分だけど逃げられないよ、コレは
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イカワウソ(プロフ) - 決めゼリフ…こんでろーんは兎も角としてロリコンを享受しろはネタに振りまくってるなぁ…さすがにじさんじ (10月6日 0時) (
レス) id: e082f267fd (このIDを非表示/違反報告)
木花(プロフ) - 決めゼリフ「ロリコンを享受しろ」は面白すぎるww (9月17日 1時) (レス) @page24 id: fda14d7534 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒューマニズム | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/eeaas
作成日時：2023年9月3日 17時
