22話 ページ22
まだ少し笑っているエクスを見て
「・・・・・・・どこが面白いのさ・・・・・」
と聞くと
「いや、もう全部ですよ、全部！
最初、大人しそうだしあんま人と喋るの好きじゃないのかなって思って
だけど生徒会室の時、めっちゃ気まずかったんですけど
あなたが急に手をすごい力で引っ張って来てびっくりしたんですよ？
なんなら叶さんの驚いた顔初めてみましたもん、あの空気の中抜け出して
なんか色々問い詰められるかなって、思ってたのについた先がクレープ屋って！！」
とまた笑いが再発してありえんくらい笑っているエクスくんに若干引いていると
「まぁ、でもありがとうございます、あなたが動いてくれなかったら多分あの部屋ずっと時止まってました」
「別に、ああいう空気が嫌だっただけだし、逃げ出すの一人じゃいやだったから、」
「へぇーー、素直じゃないんですね」
「・・・・・・・・・」
エクスくんがクレープ食べ終わったら魔法使って消えよう
そして逃げようと思っていると
「ヒムさん両親が金持ちだから、頭がいい学校いかされてたらしくて」
「でも、金持ちってだけで目の敵にされ、友達ができずで、それでもまだよかったらしいんですけど」
「この学園きてからいじめられ始めて、それでもう周りと干渉するのをやめて
とりあえず、突っかかってくる人全員に喧嘩売ってるみたいです」
なんで急に話始めたんだ、この子。と驚きの感情がバレたのだろう
「そんなに不思議なことじゃないでしょ？生徒会室の件のお礼とクレープの代金とでも思ってください」
「話さなくて良かったんだよ？」
「まぁ、正直あのままのヒムさんと一緒にいるのもいいんですけど、まだ一度もあの人の
全力の笑顔見たことないんですよね」
「だから、ヒムさんとの約束破ってまで話したんです、ちょっとは頑張ってくださいね
生徒会役員さん？」
と微笑んで校舎の方へ走って行った
私は唖然としたまま、とても面倒臭いことになったと今、気づいた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 215人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
イカワウソ(プロフ) - 決めゼリフ…こんでろーんは兎も角としてロリコンを享受しろはネタに振りまくってるなぁ…さすがにじさんじ (10月6日 0時) (
レス) id: e082f267fd (このIDを非表示/違反報告)
木花(プロフ) - 決めゼリフ「ロリコンを享受しろ」は面白すぎるww (9月17日 1時) (レス) @page24 id: fda14d7534 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ヒューマニズム | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/eeaas
作成日時：2023年9月3日 17時
