20話 ページ20
そのあとは無事に誤解を解いて
みんなが寝静まった頃
私は学園の屋上の屋根に剣持と一緒に居た
「ま、とりあえず人と仲良くなることを目指しましようよ」
微妙な距離
それが心地いい
屋上は風が強く髪がなびく
「・・・・・・・・・・それじゃ、僕は先帰っておきますけど間違っても外に出るんじゃないぞ？」
「・・・・どうやって出るんだよ」
と剣持は吐瀉物が入った袋を片手に出て行った
正直顔見られなくって安心した
今まで本当にろくに人と接してこなかったんだ
それなのにすごく人と関わってしまった、だからすごくきつかった
正直、無理していると気づかれたくないだけど
察さられてしまった
「はぁ・・・・・・・・・」
ため息が夜の空気へと消えて行った
ベッドから起き上がる
今日は一番に私が部屋を出る
朝一の授業なんてクソだろとか思いながら
いつも通りに机に突っ伏し存在感を消していると
隣から背中を突っつかれた
思わず目を丸くしてそっと隣を見ると
「あ、起きましたか？良かったですね、僕が起こしてあげなかったら今頃叱られていますよ」
と太陽の笑顔
すると後ろから声が降って来た
「そうだよ、いくら特待生のAちゃんでも授業はちゃんと受けなきゃ」
正直泣きたい
そんな気持ちを抑えて顔を上げる
授業が終わったらすぐに戻ろう
「あ、この授業終わったらエクスと一緒にさ、生徒会室来て？」
と笑顔で微笑まれた
「え〜？お説教かなんかですか？」
「そう考えるってことはなにかやらかしたの？」
「いや、なにもしてませんよ！！」
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イカワウソ(プロフ) - 決めゼリフ…こんでろーんは兎も角としてロリコンを享受しろはネタに振りまくってるなぁ…さすがにじさんじ (10月6日 0時) (
レス) id: e082f267fd (このIDを非表示/違反報告)
木花(プロフ) - 決めゼリフ「ロリコンを享受しろ」は面白すぎるww (9月17日 1時) (レス) @page24 id: fda14d7534 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒューマニズム | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/eeaas
作成日時：2023年9月3日 17時
