Seven Colors[ヒロアカ/轟焦凍] (ページ10)

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そのあとも私は順調に個性を使って記録を出していった

赤と橙、やっぱ便利だな

出久が心配だけど…

その必要はなかったな

[705.3m]

相澤先生のスマホに表示された記録を見て笑みをもらした

けど、あの怪我痛そう

『出久、治してあげる』

｢天ちゃん！！あ、ありがと…｣

黄色に変えて出久に近寄ろうとすると勝己も同時に近寄ってきてた

｢デク、てめぇどういうことだ！！訳をいえ！！｣

手のひらを爆破させながら出久に飛んでいっている

『勝己、やめ…ﾝｸﾞｯ』

なにこの布硬っ

｢んだこの布！！｣

勝己も捕まってるし

相澤先生の武器か

｢ったく…何度も個性使わせんなよ。俺はドライアイなんだ｣

個性強いのに…じゃない

『相澤先生、このアホは分かるけどなんで私まで？』((爆｢アホって誰の事だ!!｣

相｢なんとなくだ｣

なんとなく捕まえられたってパワーワードやなぁ

｢そうだ、治療は全部終わってからにしろ。お前もまだ種目残ってんだろ｣

『…はーい
ってことらしいからごめんね、出久。全部終わったらすぐ治したる』

｢うん。ありがと｣

｢チッ…｣

あーあ、荒れとるなぁ

体力テストが終わった

｢除籍処分は嘘な。君らの本気を引き出す合理的虚偽！！｣

『えっ嘘だったの』

本気だと思って出久が最下位なの見た瞬間相澤先生のとこにカチコミかける気満々やったんだけど

八百万さんは分かってたみたい

あの子も確か推薦入試でいた…

今の体力テストもあの子に負けて2位…むむむ…

｢すごいな、おまえ。2位｣

『いやいや、個性と課題の相性が良かっただけだし…轟くんも3位やん
あ、出久～怪我治したる～』

轟(治癒の個性も…なんなんだ、こいつの個性)

｢天ちゃんっ！！あ、授業後だからリカバリーガールの所行ってくるよ！ありがと！｣

リカバリーガール…あぁ、雄英の養護教諭だっけ？

保健室へ向かう出久を見送りつつ私は轟くんと教室に戻った

｢虹村、家どっちだ？一緒に帰らねぇか？｣

『あ、うn…((爆｢天、帰んぞ｣』

うー…これは断ったら3ボムボムは必須案件…

｢悪ぃ。先約あったなら…｣

『ごめん轟くん。また今度帰ろ？』

｢おう｣

轟くんの後ろ姿を見送りつつ、私は勝己に向き直った

『今のは感じ悪いでしょ』

｢なんで俺があいつのご機嫌取りしないといけねぇんだよ。オラ、帰んぞ｣

もう、ジャイ○ン顔負けの俺様ぶりよね