Seven Colors[ヒロアカ/轟焦凍] (ページ23)

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｢1年ステージの入場だぁ！！

どうせあれだろ？こいつらだろ？

敵の襲撃に鋼の精神で乗り越えた、ヒーロー科、1年A組だろぉ！？｣

お客さんの歓声の中、バカでかい体育館に入場した私たち

ワクワクしすぎて吐きそう

｢選手宣誓！！｣

今年の1年の主審はミッドナイトらしい

｢生徒代表、1年A組爆豪勝己！！｣

『勝己なんだー』

｢あいつ一応、入試1位だもんなー｣

そうだったんだ、一般入試の話あんま聞いてなかったから知らなかった

｢ヒーロー科の入試な｣

途端に普通科の人から厳しい指摘がはいった

対抗心がすごい

みんながハラハラしながら勝己を見守る中、ふてぶてしい感じでポッケに手を入れて勝己は言った

｢せんせー｣

｢俺が1位になる｣

｢｢絶対やると思った！！｣｣

他のクラスからブーイングがとぶ中、勝己はさらに煽った

｢せいぜい跳ねのいい踏み台になってくれ｣

『あーいーつー！！』

なに追い込んどんのか知らないけど、私も負けん！！

施設の先生も子供たちも見てくれてるんだもん

カッコイイ所見せたいじゃん

｢じゃあさっそく始めるわよ！

ここで毎年多くの者がティアドリンク！

運命の第1種目は…

障害物競走！！｣

ルールは簡単

この競技場の周り、約4kmをまわる

コースを守れば何をしてもいい

雄英らしい、超自由な障害物競走だ

全員がスタート地点に並んだ

細い通路に我先にと押し合うのだ

当然のようにごった返している

そして

カウントダウン

3…2…1…

START‼