Seven Colors[ヒロアカ/轟焦凍] (ページ20)

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▽ ページ20

『どこだここ…USJ内かな…』

目を青に変えて周りの気配に集中する

土煙の匂いのせいであまり上手く鼻が効かない

けど

『この匂い…勝己が近くにいる…って邪魔なんだけど！！』

後ろから迫ってきていたヴィランの1人を蹴り倒した

『なるほど…敵数12…めんどくさいけど合流はこいつら倒した後だな』

『ふぅ、意外と弱いのね、アンタら』

壊れたビルを後にした虹村は同じようにビルから出てきた爆豪、切島と合流した

『勝己、切島』

｢おー虹村！おまえもここいたんだ！｣

｢天…怪我は？｣

『大丈夫。それよりここどこ？』

｢多分倒壊ゾーンだな！｣

『えっとつまり…入口はあっち？』

｢逆だ｣

『…』

もしかして虹村って方向音痴…と呟く切島の頭をはたいて虹村は走り出した

｢待て！！どこ行く！！｣

『相澤先生の助けになればなって…怪我してたら治せるし…』

｢俺も行く｣｢俺も！｣

3人は一緒に相澤先生の元へ走った

『あ、轟くん！』

土砂ゾーンから轟くんがやって来た

｢虹村…良かった、無事だったか｣

『轟くんも…私たち今から相澤先生の方に向かうんだけど轟くんは…』

｢俺も行く。あの手ついた薄気味悪いやつとワープのやつと脳みそ出てるやつがオールマイト殺しの実行犯だって聞いた｣

『そうなんだ…』

すごい轟くん

倒すついでに情報まで…

そういう所見習わなきゃな

『あれ…なに…オールマイトが…』

高台から相澤先生が戦っていた場所を見下ろすと相澤先生の姿は見えない代わりにオールマイトが脳みそヴィランに捕まっているようだった

横腹から痛々しく血が流れている

｢クソっいくぞっ！！｣