Seven Colors[ヒロアカ/轟焦凍] (ページ12)

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轟｢次、俺の番だ｣

『おーいってらっしゃい』

轟くんたちの勝負は一瞬だった

轟くんの、ビル全体を凍らすような氷結

『なるほど、左からは炎が出るのか…』

好評を聞いてる際、炎について言及された時一瞬顔を歪めたのを私は見逃さなかった

もしかして轟くんて…

それにあの左を氷で隠すようなコスチューム…

全てのチームが終わり、次は私の番

｢さぁ、待ちくたびれたかい？虹村少女！大怪我の緑谷少年を抜いた19人で新たにくじ引きを…｣

『待ってください！私、轟くんとタイマン張ってもいいですか？』

クラス中がドヨドヨとざわめく

｢タイマン！！かっけぇぜ、虹村！！｣

｢やめとけって！さっきの見ただろ？｣

みんなの制止を振り切って私はオールマイトにもう一度尋ねた

『ダメですか？』

｢うーん、今回の課題は一応協力できることもみたいからね…妥協案として轟少年以外をくじ引きで決めよう！それでいいかい？｣

『私はいいけど…』

｢俺も別に大丈夫です｣

ってことでくじ引きの結果、轟くんは葉隠さんと敵役、私は

｢メルシー！！｣

、、、青山とヒーロー役になった

『…って作戦でいい？』

青｢オッケー｣

演習が始まった

やっぱり凍結は使ってこない

私のタイマン宣言があったあと、さっき同様凍結は使ってこないとは思ってたけど…

怖いのは葉隠さん

衣服を脱げば完全な透明人間

けど…

『実態があるなら匂いも音もあるってことだよね』

｢…葉隠と青山は？｣

『透ちゃんは寝といてもらった。青山は邪魔だから引っ込んでもらった。今どこにいるのかも知らない』

｢そうか｣

2人とも同時に動き出したと思う

轟くんの氷と私の拳がぶつかる

乱闘の始まりだ

『ッ…！』

やばい、サングラスが吹き飛んだ…

｢分かった。目の色が違ぇな。赤の時は力が強くなってオレンジの時は足が早くなるって感じか？緑は…避けるとき使ってんな｣

『お、気付くの早いね。まあ…それだけじゃないけどねっ！！』

間合いを詰めてわざと左側を狙って蹴りをいれるがガードされた

『はぁ…はぁ…ねぇ、なんで左側使わんの？』

轟くんが今までで1番動揺したと思った