夢の中で… (ページ9)

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バレンタインページ9

＊これまで出てきた会社員主人公です＊

ハッピーバレンタイン
なんて、会社じゃ義理チョコ配るだけなんだけど、なんとなく皆浮ついてる感じ
私も同期の日本人の女の子の影響でなんでか作ってしまった大量のチョコマフィンやチョコブラウニー
自分で消費するにはちょっと量が多すぎるから、仕方ないから会社の方々に配る事にしたけど…

JN「僕達にもあるよね？」

どこから現れたのか…
"バレンタインなんでー"なんて言いながら可愛くラッピングしたお菓子達をデスクにいる方々に渡してると、背後からそんな声が聞こえてギョッとする

HS「ヤー！楽しみにしてたんだ！」
NM「Aちゃんが作るお菓子美味しいよね」
JM「え！？ナムジュニヒョンいつAちゃんからもらったんですか！？」

なんだか急に騒がしくなったデスクに、周りの方々も笑っているけど…

『と、とりあえずここから出よう、皆』

テヒョンの背中を押して廊下に追いやれば、皆ゾロゾロと向きを変えて前の人を押して出ていく

TH「僕のは特別でしょ？」
『んな、特別なんてないよ』
TH「なんでよ！僕達の仲じゃん！」

"みんな一緒ですー"って言いながら一人一人の手に渡していけば、みんな渡されるがままに受け取ってくれる

YG「ヤー、そっちも」

急に腕を掴まれたと思えば、ランダムで渡してたお菓子にケチつけてきた人が…

『ダメですよ、一人一個じゃなきゃ』
YG「どうせ余るだろ」
『それはわからないじゃないですか』
TH「えー僕も二つ欲しい」
『ほら！！』
JK「余ったのは全部貰うんで大丈夫ですよ」
『余りません』

なんだかわーぎゃー騒がしくなってきてしまった

NM「なんだかごめんね」
『…………………いえ、ナムジュンさんは悪くないですから』
NM「間が怖いんだよなぁ」

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