JM ページ7
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たまたま会社の中のカフェで会ったのはパクジミンさん
テヒョンと一緒にいて、テヒョンが話しかけてきた際に紹介された
紹介されたけど、私は一方的に知ってるわけで
なんだか不思議な感覚になった
「Aちゃんって呼んでいいですか?」
『あ、お好きにしてください』
ニコって笑ったジミンさんの目は綺麗な三日月型だった
それから数日、毎日のようにカフェで会っている
あまりにも会うもんだから、ちょっと私時間ずらしたほうがいいかなって思って少し遅めのランチでカフェに行った際もジミンさんに会った
「Aちゃん!」
『あ、ジミンさん。よく会いますね。』
思わず言葉が先に出てしまって、ヤバと思って相手の様子を伺うと、ジミンさんは気にしてなさそうで
「僕が会いたいからね」
なんて言われた
なんだかちょっと怖くなって、テヒョンにメッセージを送ったら、気にしなくていいよって返ってきた
気にしなくていいとかそう言う問題じゃないんだけどなぁなんて思いつつ
それから1週間、やっぱり毎日会っている
「あ!Aちゃん」
『ジミンさん、言っていいですか?』
「なに?」
『毎日会うのは流石に怖いんですけど』
「え!?」
『え?』
「怖がらせるつもりはなかったんだけど…ごめんね」
『…はい』
「ちょっと気持ちが先走っちゃってた…」
『ずっとカフェで待ってたんですか?』
「そんな事ないよ?」
『…じゃあなんでこんなに会うのかな?』
不思議に思っていると、ジミンさんが私の手を取る
「運命だよ!」
『…は?』
「こんなに会うなんて、僕達きっと気が合うんだよー!」
『えぇ??』
目の前でしかもすごい笑顔で言ってくるもんだから、この人正気かって怖くなった
策士なジミンさんはAさんの周りを固めて、カフェに行くのを逐一報告してもらっていたって言う真相
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作者名:ユウ | 作成日時:2023年1月31日 2時