JN ページ4
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「ヤー」
『なんですか、ソクジンさん』
この人は本当にアイドルなんだろうか？
気づけば事務室に遊びに来てる気がする
JN「オッパでしょ？」
『…私はスタッフです、勤務中にそんな親しげにできません』
JN「なんでよー？メイクスタッフの子は"オッパー"って言ってくれるよ？」
『メイクの子達は私なんかよりソクジンさんと普段からもっと近しいじゃないですか。』
JN「Aちゃんにだって毎日会いに来てるじゃん？」
『いや、それがおかしいんですよ』
こんな場所にアイドルなんて滅多に来ない
他スタッフに用事があってきたりはあるけど、一日中デスクに張り付いて色んな事務処理してる人間に会いにくるアイドルなんていない
しかもオッパって言わせようとする為だけに来る人なんて、目の前にいるキムソクジンくらいだろう
JN「本当に頑固だね？」
『それはソクジンさんもです』
JN「せめてジンって言ってよ」
『…ソクジンさんはソクジンさんです』
JN「はぁ」
？「ヒョンまたやってるんですか？」
声のする方を見なくてもわかる
ソクジンさんを迎えにきた、ナムジュンさんだ
JN「ヤーナムジュナ、Aちゃんが全然振り向いてくれないんだ」
NM「そもそもジンヒョンのアプローチがおかしいんですよ」
JN「なんでだよ！こんなに毎日会いにきてるのに！」
NM「よく嫌われてないですよね」
"ナムジュナー"なんて言いながらナムジュンさんに抱きつくソクジンさんに、ナムジュンさんは可愛いエクボを作りながらソクジンさんの背中をさすってる
NM「うちのヒョンがすみません」
『リーダーも大変ですね』
JN「そんな事言うならAちゃんオッパって言ってよ！！」
『それは違います』
ナムジュンさんが本当にすみませんと、ペコペコ頭を下げているのに対して、ソクジンさんはギャーギャーと騒いでいる
NM「あー…でも、ヒョンがこんなに通うのも珍しいんですからね」
ナムジュンさんの一言に、少しドキッとしてしまった
そんな隙を見逃さなかったソクジンさん
JN「そうだよ？Aに会いに来てるんだから」
なんて、急に呼び捨てで名前呼んだりして
すごいキメ顔で私の前に顔を出してくる
NM「Aさん困ってる」
JN「困る必要なんてないよ？」
NM「フフ、顔赤い…Aさんは本当に可愛い方ですね」
JN「ヤー！ナムジュナ！！」
NM「僕はお似合いだと思いますよ」
そんな会話を聞いてればどんどん顔は熱くなるわけで
JN「本当に可愛い…ね、オッパって言ってよ？」
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作者名：ユウ | 作成日時：2023年1月31日 2時
